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江戸文字を体験

 

 


 

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江戸文字とは江戸時代にできた独特のデザインが施された字で、今でもどこかしらで見かける字だったりします。





一見見分けがつかないのですが、
それぞれ名前がついていて江戸文字にも種類が様々あるのだそうです。

◎主な種類◎

歌舞伎で使われる→勘亭流 “芝居文字”

相撲→根岸流 “相撲字”

落語→橘流 “寄席文字”

提灯→“提灯文字”
 
様々な流派にわかれているのですね。


よくみるとなんとなく違いますね。


今回はその江戸文字を書いてみて江戸の感性を体感してみたいと思います。


体験をさせていただいたのは
代々、提灯屋である「津多屋」さんです。提灯屋さんなので“提灯文字”に分類されるのかな。

筆で一気に書かずに、まずはえんぴつで枠を下書きをして、筆ペンで塗る方法でした。
ご主人曰く「レタリングだね!」

文字を書くという方法にレタリングという書道やペン字などとは全く別次元の手法が存在していたことを思い出しました。




そしてご主人が書いている様子を見た後、見よう見まねでいきなり書き出します。(特に何かを教えてもらえるわけではない)

ここでいつもやっているペン字でお手本を真似して書く、という臨書の技術をはっきしたい所だけど……

文字を書いているのか、文字の間のスペースを書いているのか訳がわからなくなってきてしまいました。

  
「風」は特に難しい字だそうです。
ご主人の「楓」はカッコいい〜!


ご主人の夢は“江戸文字の書き方の本を出すこと”




ご主人がいうには、「木札を筆で書くようになってから書けるようになったよ」とのことでした。

つまり、木札で書く場合直に筆で書いていくわけですが恐らく筆で書いた形が記憶されたのだと思います。


なので筆で書いたらどんな風になるか
、というのが頭に入っていないと書けないのだなと合点。


江戸文字はぎゅうぎゅう詰めの客席を願って、なるべく余白を作らないで書くという手法。


ペン字の世界では余白を取ることで文字をきれいに見せるということがあるのですが、こちらは
“余白なしの限界に挑戦!”という感じですね。

文字にデザイン性をプラスすることでそこに願いを込めたり意味を強めたりする文化に発展させていったのですね〜。


この太くて勢いがあって、賑わっている様は江戸の情緒そのものなのかもしれませんね。



津多屋さんでは江戸文字を書く体験をし、それをぽち袋にして後で郵送で送ってもらえるということをやっているようです。

ぽち袋を送りたい相手の名前を江戸文字で書いてプレゼントなんていうのもいいかもしれませんね。

繁栄を願った字として現在まで受け継がれている字ですから、おめでたさ倍増ですね!!!

自分で自分に繁栄を願った黎楓でした。
またペン字の広場でお会いしましょう、
ここまでお読みいただきありがとうございました!

〜ペン字の広場・黎楓〜















 

author:ペン字の広場, category:ペン字についてのコラム, 21:09
comments(1), -
Comment
Dear 堀先生,

質問があります。 

あなたのyoutubeヴィデオを見てたくさん習いまして楽しかったです。

https://www.youtube.com/watch?v=pYxbcCTh3fo

のヴィデオに書道辞典を使いました。その本のタイトルは何ですか。 いい書道辞典を探しています。

有難うございました。
宜しくお願いいたします。
Alexei, 2017/03/17 5:24 PM